2015.10.27

安全運転管理者講習会

ピアザ

平成27年度の法定講習(安全運転管理者講習会)へ行ってきました。

会場は、大津市のびわ湖岸にあるピアザ淡海です。

大津市内から湖西地域にかけては平地が狭いので、

大きな建物は必然的に湖岸近くに集まることになります。

そういう建物からはびわ湖の広々とした景色が眺められて

とても気持ちのいいものです。

ピアザ淡海もそのひとつで、びわ湖側の壁面が

大きくガラズ張りになっていて景色を楽しめます。

びわ湖眺望

この建物の隣には、本格的なオペラの公演も可能な

びわ湖ホールがあります(大ホール1848席)。

l_hall_01

少々古くはなってきていますが、かなり立派な施設で

びわ湖の風景によく馴染んでいます。

経営不振でどこかの企業に売られてしまわないか心配です。

…あるとすれば、「びわ湖平和堂ホール」「たねやの里劇場」

「アヤハDIO会館」「オプテックス文化ホール」「しがぎんびわ湖ホール」

この中から選ぶなら<びわ湖から世界へ>というイメージがある

オプテックスがベストか…

でも「県立」であるほうが県民としてははるかに望ましい。

びわ湖ホール1

びわ湖ホール3

びわ湖ホール2

 

さて本題の講習会ですが

このところ毎年、話題の中心は高齢者です。

子供の数が減り、若者がおとなしくなって、

高齢者の人口比が年々高まっていくのだから、これは然のことですが、

高齢者の交通問題には、被害者としての面と加害者としての面とがあり

かなりやっかいです。

被害者としては、

1.意識ではわかっていても体がついてこないので

危険だとわかっていても、それを避けられない。

2.老化のために被害にあった時のダメージが大きい。

3.そもそも認識能力が衰えていて、危険を察知できない。

というようなことがあります。

これに対応するにはドライバーの「思いやり運転」しかないでしょう。

加害者としては、よりやっかいで

道路の逆走とかアクセルとブレーキの踏み間違いとか

周囲のドライバーとしては対応のしようがない。

これが<老・老事故>というようなことになると、

悲劇は二乗になってしまいます。

早めに免許の返納をしてもらうか、一日も早い自動運手の実用化を願うか

というところでしょう。